導入のご相談
目次

Design · Build · O&M

設計・施工・保全を、
一つのデータでつなぐ。

Katadori Worksは、プラントや大規模な建設工事を対象に、図面・設計3Dモデルと現場の3Dをひも付け、施工中の指摘・工事写真から竣工後の設備台帳・保全履歴までを同じ3Dの上で扱う業務アプリです。

白い点群で表した配管ラック・タンク・ポンプの3D。配管1ラインと設計3Dモデルに載っていない配管を抽出し、タンク・ポンプは設備台帳の設備として3D上の位置にひも付けて橙で示し、ポンプに整合点の印を付けた図
設備番号P-101
名称ポンプ(回転機)
主な寸法吐出口径 80A
設備台帳登録済(3Dの位置とひも付け)

By task

業務別の課題と機能

業務を選ぶと、その業務の課題と使う機能を示します。機能を選ぶと、その説明に移動します。

Where records get lost

施工記録が散在し、保全に引き継がれない

工事写真は担当者のPCに、指摘はExcelとメールに、竣工図書は紙やPDFのまま。設計から施工、引き渡し、保全へと段階が移るたびに保管場所が変わり、どの設備の記録なのかをたどれなくなります。

01 設計 → 途切れる 図面・設計3Dモデル 設計時のファイル 02 施工 → 途切れる 工事写真 担当者のPC 指摘 Excel・メール 03 引き渡し → 途切れる 竣工図書 紙・PDF 04 保全 設備台帳 竣工図書から作り直す 01 設計 図面・設計3Dモデル 設計時のファイル 途切れる ↓ 次の段階へ 02 施工 工事写真 担当者のPC 指摘 Excel・メール 途切れる ↓ 次の段階へ 03 引き渡し 竣工図書 紙・PDF 途切れる ↓ 次の段階へ 04 保全 設備台帳 竣工図書から作り直す

One thread of data

設計から保全まで、設備ごとに記録をつなぐ

設計の図面・設計3Dモデル、施工中の指摘・工事写真・3D、竣工後の設備台帳・保全履歴を、Katadori Worksが同じ3Dの上でひも付けて管理します。点群などの現場の3Dの変換と配信、配管・ダクトの抽出は、別製品のKatadori XRが担います。

01 設計 → 図面・設計3Dモデル 02 施工 → 指摘・工事写真・3D 03 引き渡し → 竣工図書 04 保全 設備台帳・保全履歴 Katadori Works 設備ごとにひも付けて管理 抽出した配管・ダクトの区間をKatadori Worksへ渡す Katadori XR 現場の3Dの変換・解析(配管・ダクトの抽出)・配信 計測・撮影 → 点群・3DGS → 変換・配管の抽出 → 配管・ダクトの区間 Katadori Works 指摘・設備台帳・写真などの業務データを管理 Katadori XR 現場の3Dの変換・解析(配管・ダクトの抽出)・配信 Katadori Works 設備ごとにひも付けて管理 01 設計 図面・設計3Dモデル 02 施工 指摘・工事写真・3D 03 引き渡し 竣工図書 04 保全 設備台帳・保全履歴 Katadori XR 3Dの変換・解析(配管・ダクトの抽出)・配信 計測・撮影 ↓ 点群・3DGS ↓ 変換・配管の抽出 ↓ 配管・ダクトの区間をKatadori Worksへ Katadori Works 指摘・設備台帳・写真などの業務データを管理 Katadori XR 現場の3Dの変換・解析(配管・ダクトの抽出)・配信

Design — existing-condition survey

設計の前提となる現況を、3Dで把握する

既設プラントの改造・増設の設計は、配管や機器の今の姿を把握するところから始まります。レーザースキャナー(据え置き型・ハンディ型)の点群(E57・LASなど)や360°カメラの映像をKatadori Worksに取り込むと、クラウドで自動的に点群・3DGS・パノラマに変換され、3Dに表示されます。作成済みの3DGSも取り込めます。3Dはブラウザで閲覧でき、専用ソフトのインストールは不要です。

点群:レーザースキャナーで計測した、現場の形状を表す大量の点の集合。3DGS(3D Gaussian Splatting):写真や映像から生成する、実写に近い見た目の3Dデータ。

配管ラックの点群に指摘のピンが並んだ3D表示と、左の指摘の一覧
FIG.01 │ エリアの3D(点群)と指摘の一覧
ファイルを送る画面。工事・エリア・種類を選び、点群や3DGSのデータを送る
FIG.02 │ 現場データの送信(分割・再開)

Design — compare with the design model

点群から配管を抽出し、設計3Dモデルとの違いを洗い出す

改造設計では、図面に反映されていない現況が手戻りの原因になります。Katadori XRが現場の点群から配管・ダクトを1本ずつ抽出し、設計3Dモデル(IFC)と照合して、区間ごとに対応する部材とひも付けます。設計3Dモデルに載っていない配管は一覧に挙げ、Katadori Worksの3Dで位置を確かめます。抽出した配管はライン番号や区間ごとに設備台帳とひも付け、その後の施工・保全でも同じ単位で扱えます。

設計3Dモデル(IFC)。タンクとポンプ、配管を線で描いた設計3Dモデルの図。通り芯の記号と寸法線、機器番号が付いている
01 │ 設計3Dモデル(IFC)
点群。同じタンク・ポンプ・配管と床を、計測した点の集まりで表した図
02 │ 点群
配管の抽出。点群の中から配管ラインL-01を抽出して囲い線と橙で示した図。タンク・ポンプと奥の配管は点群のまま
03 │ 配管の抽出
設備台帳とひも付け。抽出した配管ラインL-01と、設備台帳のタンクT-101・ポンプP-101を、3D上の位置と台帳の行(タグ番号・名称・種別)でひも付けた図
04 │ 設備台帳とひも付け
3Dで配管ラインR01-L01を選び、左の設備カードに区間・径・長さが並んだ画面
FIG.03 │ 配管ラインを選び、設備カードで区間と属性を確認
点群から抽出した区間のうち設計3Dモデルに無い配管を、種別・長さ・径で並べた一覧
FIG.04 │ 設計3Dモデルに載っていない配管の一覧

Design — design model on site

設計3Dモデルを現場の3Dに重ね、既設との位置関係を確かめる

改造・増設の設計3Dモデル(IFC・FBX形式。その他の形式はIFC・FBXに書き出してお取り込みください)を現場の3Dに重ね、既設の配管・機器との位置関係を確かめます。部材を選ぶと、設計3Dモデルから読み取った属性(名前・工種・ユーザー定義の項目など)を確認できます。現地調査では、タブレット(iPadなど)のブラウザで3D上から対象の設備を特定し、写真付きで記録します。

設計3DモデルのタンクT-101を選び、タグ番号・名称・IFCの種類などの属性を表示した画面
FIG.05 │ 設計3Dモデルの部材と属性(タグ番号・IFCの種類)
タブレットの幅で、設備の一覧と3Dを並べ、3D上で記録する位置を選ぶ画面
FIG.06 │ 現地調査:タブレットで3D上から設備を特定して記録

Construction — punch list workflow

指摘から完了まで、ワークフローとスレッドで回す

3D上で位置を指定して指摘(パンチリスト)を登録し、是正担当の協力会社を選ぶと、担当会社にアプリ内とメールで通知が届きます。協力会社は是正の内容を入力し、写真を添えて完了を報告します。元請の担当者は写真と3Dで確かめ、完了にするか、理由を付けて差し戻します。やりとりは指摘ごとのスレッドに残り、状態の変化は日時と実行者つきで更新履歴に残ります。

指摘から完了までの流れ。元請の担当者が3D上で位置を指定して指摘を登録し是正担当を選ぶ(未対応。担当会社に通知)。協力会社が内容を入力し写真を添えて是正完了を報告する(是正済。登録者に通知)。元請の担当者が写真と3Dで確かめ、確認して閉じると完了、差し戻すと理由を付けて対応中に戻る。完了後は更新履歴と是正報告書(Excel・PDF)で経緯が残る。通知はアプリ内とメールで届き、メールの受け取りは利用者ごとに設定できる。
FIG.07 │ 指摘から完了までの流れ(差し戻しを含む)
指摘「B-07 付近 枠組足場 2層目 中桟外れ」のスレッドの例。元請の担当者の依頼、協力会社の職長の是正完了の報告、元請の担当者の差し戻し、職長の再度の是正完了の報告が日時つきで並び、状態は完了。写真の欄には同じ枠組足場の3Dの画角が入る。
FIG.08 │ 指摘ごとのスレッド(やりとりの例。写真の欄は同じ場所の3D)
是正済の指摘に是正の写真が付き、確認して閉じるか差し戻すかを選ぶ画面
FIG.09 │ 是正報告の確認(確認して閉じる/差し戻す。画面は別の指摘の例)

O&M — asset records

施工記録を、引き渡し後の設備台帳へ

施工中の指摘は、3D上の位置と配管ラインを介して設備台帳の設備とひも付き、引き渡し後も同じ3Dの上でたどれます。設備台帳(機器番号・設置場所・仕様)に3D上の位置をひも付け、点検・不具合・修理・改修・交換の履歴を時系列で記録します。改修案件は起案から検収までの手続きを記録し、年度計画に沿って予算を集計します。設備台帳はCSVで出力・取り込みができ、設備ごとのQRラベルを印刷できます。

点検期限切れの設備、今週の予定、改修案件と年度の予算が並ぶ設備保全のホーム
FIG.10 │ 設備保全のホーム(点検期限・改修案件・年度予算)
ポンプP-1201Aの点検の登録欄と、不良から改修案件につながった履歴
FIG.11 │ 設備ごとの点検・不具合の履歴
設備台帳と記録の出力。設備台帳はCSVで出力・取り込みでき、Excelでそのまま開ける。点検・不具合の記録一覧と年度計画一覧は .xlsx で出力できる。取り込む前に内容を検証する。
FIG.12 │ 設備台帳と記録の出力(CSV・.xlsx)
QRラベルから設備の台帳を開く流れ。設備ごとのQRラベルを印刷して設備や図面に貼り、現場用のiPadアプリで読み取ると、その設備の台帳と点検の履歴が開く。読み取りは現場用のiPadアプリ(提供予定)で行う。
FIG.13 │ QRラベルから設備の台帳を開く(読み取りは現場用iPadアプリで提供予定)

Lightweight UI, configurable

役割ごとに絞った画面と、現場ごとの設定

職長・作業員の画面には、作業に必要な機能だけを表示します。役割別の権限、機器種別(ポンプ・熱交換器・配管など)ごとの台帳項目、既存の社内ポータルへの組み込みにも対応します。基本構成は変えず、現場に必要な部分だけを調整します。

できる 表示しない できること \ 役割 閲覧のみ 一般 セットアップ担当 現場管理者 システム管理者 3D・指摘を見る 指摘・コメントを書く 現場データを送る 設計モデル・エリアの登録 3Dの位置合わせ 他人の指摘の修正 3Dへの配置・共有リンク 工事の作成・役割の割り当て 会社の設定・利用者・監査ログ 工事ごとにメンバーと役割を割り当て、役割に応じてメニューと操作を絞ります 役割の名前は会社ごとに変えられます。システム管理者は会社全体の役割です。設備保全の権限は別に設定します。 各役割は、その前の役割のできることに加えて 閲覧のみ 3D・指摘を見る 一般 +指摘・コメントを書く+現場データを送る セットアップ担当 +設計モデル・エリアの登録+3Dの位置合わせ 現場管理者 +他人の指摘の修正+3Dへの配置・共有リンク システム管理者 +工事の作成・役割の割り当て+会社の設定・利用者・監査ログ 工事ごとにメンバーと役割を割り当て、 役割に応じてメニューと操作を絞ります 役割の名前は会社ごとに変えられます。システム管理者は会社全体の役割です。設備保全の権限は別に設定します。

Your data, your infrastructure

業務データは、貴社のIT基盤の中に

業務データは貴社のIT基盤(Microsoft Azure・AWS。その他の環境はご相談ください)に置けます。標準の構成では、点群などの3Dデータは現場の3Dの変換・解析・配信を担うKatadori XR側で保管し、利用者のブラウザが直接読み込みます。Katadori XRも、オプションで同じ基盤(Microsoft Azure・AWSに対応)に構築できます。既存の認証基盤によるシングルサインオン(SSO)と監査ログ(CSV出力)に対応します。

利用者 元請 協力会社 設備保全部門 点群などの3Dデータは、ブラウザがKatadori XRから直接読み込みます(標準の構成) ブラウザ/タブレットから 貴社のIT基盤(Microsoft Azure・AWS、その他はご相談) Katadori Works 業務データ 指摘・設備台帳・写真・帳票 監査ログ CSV出力 自社認証基盤(SSO) OpenID Connectで連携 (Microsoft Entra IDなど) 社内ポータル(組み込み) Katadori Worksの画面を表示 Katadori XR 3Dの変換・解析・配信 (配管・ダクトの抽出) 貴社のIT基盤にも 組み込めます(オプション) 配置は導入時にご相談します 利用者(ブラウザ/タブレットから) 元請 協力会社 設備保全部門 Katadori Works 貴社のIT基盤(Microsoft Azure・AWS) 業務データ 指摘・設備台帳・写真・帳票 監査ログ CSV出力 自社認証基盤 SSOでログイン 社内ポータル 画面を組み込んで表示 Katadori XR 3Dの変換・解析(配管・ダクトの抽出)・配信 貴社のIT基盤にも組み込めます(オプション) 配置は導入時にご相談します 点群などの3Dデータは、ブラウザが Katadori XRから直接読み込みます(標準の構成)

Onboarding

導入から運用開始までの流れ

  1. 現場の計測・撮影貴社で実施(当社へのご依頼も可)
  2. クラウドでの3Dデータ化取り込むと自動で変換・位置合わせ。うまくいかない場合は画面から調整
  3. 工事・エリア・利用者の登録貴社の管理者が画面から
  4. 運用開始当社のエンジニアが現場に出向き、定着まで支援

提供形態は、共用環境・専用環境・貴社のIT基盤への構築からお選びいただけます。

FAQ

よくある質問

設計3Dモデル(BIM・3D CAD)がない既設設備でも使えますか
使えます。Katadori Worksは、現場を計測・撮影した3Dだけで、設備台帳へのひも付けや、指摘・是正の管理を始められます。
協力会社にもアカウントが必要ですか
はい。協力会社の方も利用者として登録し、工事ごとにメンバーとして割り当てます。見られるのは割り当てられた工事だけです。指摘の一覧は、初期設定で自社宛ての指摘に絞って表示します。同じ工事のほかの会社宛ての指摘も、表示を切り替えて確認できます。
自社の認証基盤と連携し、シングルサインオン(SSO)で使えますか
使えます。OpenID Connect(Microsoft Entra IDなど)に対応した認証基盤と連携し、普段お使いのアカウントでログインします。SAMLへの対応も予定しています(SAMLのみ対応の認証基盤は、導入時にご相談ください)。認証基盤にアカウントの無い協力会社の方は、Katadori Worksのアカウントで併用できます。
点群などの3Dデータは、どのように用意しますか
貴社のレーザースキャナー(据え置き型・ハンディ型)の点群(E57・LASなど)や360°カメラの映像、作成済みの3DGSを、Katadori Worksに取り込みます。取り込むと、クラウドで自動的に3Dに変換・位置合わせされ、ブラウザの3Dに表示されます。自動の位置合わせがうまくいかない場合は、貴社のセットアップ担当が画面から位置を合わせられます。計測・撮影やデータの処理を当社にご依頼いただくこともできます。
工事写真帳や指摘の一覧は出力できますか
出力できます。黒板の情報入りの工事写真帳、是正前・是正後の写真を並べた是正記録、指摘の一覧を、Excel・PDFで出します。
IFCなどの設計3Dモデルを取り込めますか
取り込めます。IFC・FBX形式の設計3Dモデルを現場の3Dに重ねて表示し、部材を選んで属性を確認します。その他の形式は、IFC・FBXに書き出してお取り込みください。

Contact

設計図・施工記録・設備台帳を、同じ3Dの上に。

窓口(メール):sales@rhdigital.tokyo